趣味の園芸 やさいの時間さすてな菜園プランター相性ばっちり!ナスのパートナー
令和5年5月29日放送 NHK総合深町貴子 竹内まなぶ(カミナリ) 石田たくみ(カミナリ) 川島夕空
ナスのパートナーについて
夏野菜の中でも人気の高いナス。そんなナスを育てる際に、一緒に植えるとメリットがある野菜があることを紹介します。
それが、「コンパニオンプランツ」と呼ばれる野菜です。
コンパニオンプランツとは、ナスと同じ時期に育てられる野菜で、お互いの成長を助けあう関係にある野菜のことを指します。
コンパニオンプランツの条件
では、具体的にどんな野菜がナスのコンパニオンプランツになり得るのでしょうか?まずは、「科目」が一つの条件となります。病気や必要な栄養、害虫が異なる別の科目の野菜が、ナスと一緒に植えることのできるコンパニオンプランツになります。
ナスと同じナス科の野菜は避けるべきで、ピーマンやトマトなどがこれにあたります。
次に注目したいのは「草丈」の条件です。
収穫期の草丈が高いものは、日当たりを奪われてしまうため、ナスとの相性はよくありません。
ナスは約1mほどまで成長するため、1.5m以上のトウモロコシや2m以上のゴーヤー、1.2mのオクラは避けるべきでしょう。
最後に考慮すべきは「根の張り」です。
ナスは地下に円錐状に根を張り、水を必要とします。
そのため、地下に実がなるサツマイモや深く根を張るスイカは、ナスと一緒に植えるのは避けた方が良いでしょう。
これらの条件に当てはまる野菜が除外され、残ったエダマメとラッカセイがコンパニオンプランツとして選ばれました。
一緒に植えられる野菜
エダマメとラッカセイがナスのコンパニオンプランツとして選ばれましたが、それ以外にも一緒に植えることができる野菜があります。たとえば、病気予防になるニラや土壌の乾燥を防ぐパセリなどが上げられます。
これらの野菜がナスと一緒に植えられることで、お互いの成長が促進され、より美味しい野菜が収穫できるかもしれません。
まとめ
ナスの育て方において、コンパニオンプランツとして一緒に植える野菜を選ぶことが大切です。科目や草丈、根の張りといった条件を考慮し、ナスと相性の良い野菜を選びましょう。
エダマメやラッカセイの他にも、ニラやパセリなども一緒に植えることができます。
自分自身で野菜を育てる楽しみとともに、コンパニオンプランツを選ぶことでより豊かな収穫が期待できます。
ぜひ、試してみてください!#園芸 #ナス #コンパニオンプランツ