フルーツの達人

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趣味の園芸 「有機肥料でゆっくり育つ!藤田流ニンジン栽培ポイント」

趣味の園芸 やさいの時間人気の根菜!ニンジン

2016年7月11日放送  NHK総合
川瀬良子 藤田智 渡辺満里奈 長沢裕

藤田流ニンジン栽培のポイント

こんにちは、皆さん。
今回は、藤田さんのニンジン栽培のポイントをご紹介します。
日本の土壌は雨が多いため、酸性に傾きがちです。

そのため、有機石灰で土壌を中和することが大切です。
1平方メートルあたり200~300gの有機石灰を使い、土とよく混ぜてください。

そして、肥料としては、有機肥料を使用してください。

有機肥料には、鉱物から取り出した化学肥料と、動植物由来の原料で作られた有機肥料の2種類があります。
化学肥料は早く効果が現れますが、有機肥料はゆっくり効果を出すため、長い栽培期間に適しています。

さらに、有機肥料としての具体的な選択肢としては、完熟牛ふん堆肥や発酵鶏ふんを利用することがオススメです。

1平方メートルあたり6リットルの完熟牛ふん堆肥と、300gの発酵鶏ふんを均等に撒いていきます。
甘みを増すための魚粉や、色艶を良くするための油かすも利用しましょう。
このとき、土と混ぜるために鍬を使うのがポイントです。

良い土壌の作り方

良い土壌を作るためには、土壌の塊を避けることが重要です。
ニンジンが叉根になるのを防ぐために、耕す深さは30cm程度にしましょう。
塊がなくなるまで、よく耕してください。

また、畝の表面を平らに整えるためには、パイプなどを使って押し当てることが役立ちます。
畝の高さは、10cm程度を目安に作りましょう。
そして、支柱を押しながらまき溝を作っていきます。

まき溝の深さは1cm程度で、30cm間隔で3本の溝を作ります。

ニンジンの種まきと水やり

ニンジンは、土が乾燥していると発芽しづらい特徴があります。
そのため、種まきの際には、コーティング種子を使用することがおすすめです。

もし、コーティングされていない種子を使用する場合には、毎日水やりを欠かさず行いましょう。
また、タネの間隔は1cm程度に保ち、たくさんまきます。

育ちの悪いニンジンを見つけたら、強い株を育てるために間引きを行っていきます。

ニンジンは光を好む種子なので、土を薄めにかけることがポイントです。
もみ殻をまいた後に土をかけることで、乾燥しにくくなります。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

藤田さんのニンジン栽培のポイントを紹介しました。
有機肥料有機石灰を使い、良い土壌を作ることが、美味しいニンジンの育成につながります。
また、タネまきや水やりの手順も大切です。

ぜひ、自宅でニンジン栽培を楽しんでみてください。
おいしい収穫が待っていますよ!

#ニンジン栽培 #有機肥料 #農業 #ガーデニング

感想

ニンジン栽培のポイントを知ることで、自宅で新鮮で美味しいニンジンを育てることができますね。
有機肥料を使用してゆっくり効かせることで、長い栽培期間にわたって栄養を摂取できるニンジンが育ちます。

雨の多い日本の土壌では、酸性に傾きやすいこともありますが、有機石灰で中和することで土壌の健康を保ちます。
育ちの悪いニンジンを見つけたら、間引きを行いながら強い株を育てましょう。
楽しく手間をかけて育てたニンジンは、収穫後の食卓で一層の美味しさを楽しめます。

ぜひ、ニンジン栽培に挑戦してみてください!