趣味の園芸 やさいの時間太陽のベジ・ガーデン 「甘み抜群 ホウレンソウ2種」
2019年12月16日放送 NHK総合川瀬良子 杉浦太陽 藤田智 長沢裕
ホウレンソウの栽培の特徴とトンネル栽培
農園では新たにホウレンソウの栽培を始めることになりました。冬のホウレンソウは、糖度が増すのが特徴です。
しかし、霜への対策が必要です。
そこで、トンネルを作ることで、霜から守りながら発芽させることができるという話でした。
トンネル栽培は、ホウレンソウを栽培するための効果的な方法の一つであり、農作物の生育環境をコントロールすることで、安定した収穫を期待することができます。
土作りの重要性と酸度調整
ホウレンソウの栽培では、土作りが非常に重要です。まずは土壌の酸度を正しい範囲に整えるために、1平方メートルにつき150gの苦土石灰をまきます。
目安としては、pH6.5～7を維持することが理想です。
また、牛ふん堆肥や化成肥料を適量加えることで、土壌の栄養を補給します。
さらに、水はけを良くするために畝を立てていきます。
土作りは、ホウレンソウの生育において欠かせない要素であり、健康的な植物の発育を促すためには、適切な養分や水分の供給が必要です。
種まきの手順と種の選択
ホウレンソウの栽培で重要なポイントは、種まきの手順と適切な種の選択です。まずは、秋から冬にしか栽培ができない東洋種と、育ちやすいがアクが強く赤い西洋種の雑種を植えることが一般的です。
東洋種は、殻が硬いため、事前に2晩ペーパータオルに濡らしておくことで、芽を出しやすくなります。
種まきの際には、株間を15cmにして深さ1cmの穴を掘り、8つほどの種をまきます。
芽の出た種は、根っこを傷つけないように注意しながらまきます。
そして、土をかぶせたら不織布で覆い、保温シートを被せてハウス状の環境を作ります。
種まきの手順を正確に行うことで、健康な苗の成長を促すことができます。
以上、ホウレンソウの栽培についての紹介でした。
ホウレンソウは、冬に特に美味しくなるという特徴があり、トンネル栽培により品質の向上にも期待できます。
土作りや種まきの手順など、栽培には多くの工程と注意が必要ですが、その手間をかけることで美味しいホウレンソウを収穫することができます。
自家製野菜を栽培することは、食材へのこだわりや手作りの喜びを味わえる素敵な経験です。
ぜひ、皆さんもホウレンソウの栽培に挑戦してみてください。
料理のお供としても楽しめるホウレンソウは、家族や友人たちとの食卓を彩ることでしょう。
