趣味の園芸 やさいの時間
2019年1月7日放送 NHK総合川瀬良子 杉浦太陽 藤田智 長沢裕
春の収穫を目指す野菜の手入れ方法
日本中で春の訪れを感じる今日この頃。庭や畑で野菜を育てている方にとっては、春の収穫を目指して植物たちの手入れが欠かせません。
そこで、今回はその他の野菜の手入れ方法をご紹介します。
桜島ダイコンとホウレンソウの手入れ
まず、桜島ダイコンの手入れです。順調に育っている場合、収穫は2月頃まで待つ必要があります。
そして、ホウレンソウは双葉が出揃ったら間引きを行います。
草丈が7センチほどに育ったら追肥を施しましょう。
これによって、野菜たちの成長を促すことができます。
冬越し野菜の手入れ
冬越し野菜の代表格であるイチゴの手入れ方法についても紹介します。トンネルの中で実がなっているイチゴは、一部を収穫して味見しましょう。
その後、保温用のトンネルを外し、枯れ葉を取り除いて春の収穫に備えます。
また、タマネギも枯れ葉を取り除き、さらに大きく育てることを目指しましょう。
多年草とハーブの手入れ
多年草のニラは冬の間、葉を刈り取っておく必要があります。春を迎える前には、「お礼肥」として堆肥を追加することで、さらなる成長を促すことができます。
また、寒さに弱いレモングラスは鉢ごと室内に移して根が枯れるのを防ぎましょう。
一方、ハーブのカラシナとタカナは葉を収穫して株を残します。
その他の野菜の手入れ
シュンギクについては、大葉シュンギクは寒くなると生育が遅くなるため、1月ごろに株ごと抜いて収穫します。中葉シュンギクは茎を折って収穫し、もう一度葉が伸びるのを待ちましょう。
サトイモの葉柄を干した「ズイキ」は2か月が経て乾物となりますので、煮物にして試食することができます。
以上が、春の収穫を目指すその他の野菜の手入れ方法の紹介でした。
各野菜に合わせた手入れを行うことで、一層美味しい収穫を迎えることができるでしょう。
春の訪れと共に、自家栽培の野菜たちが元気に成長していく様子を見守るのは、なんとも嬉しいことではありませんか?ぜひ、畑や庭での野菜育てを楽しんでみてください!#春の収穫 #野菜の手入れ