フルーツの達人

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趣味の園芸 「ベジ・レポ:実権を握った私たちの共同ブログ」

趣味の園芸 やさいの時間しづか&太陽のベジガーデン 失敗しない秋まきダイコン

令和5年9月4日放送  NHK総合
大家志津香 杉浦太陽 藤田智

「大根の栽培密度による収穫量の違いを検証!ビックリの結果に学ぶ楽しさ」

1:

大根の栽培において、収穫量は密度によって影響を受けるのでしょうか?『みんなで実権 ベジ・レポ 園芸学研究室』が、大根の間引きを行った場合の収穫量の違いを検証しました。
実験は5月28日に開始され、1本、2本、3本という3つの区を作り、各区の収穫量を調査しました。
その結果、1本区では1本あたりの平均収穫量が1257g、2本区では567g、3本区では374gでした。

しかし、1か所あたりの総収穫量を見ると、1本区は1257g、2本区は1134g、3本区は1122gと、間引きをしなくても収穫量に大差がないことが明らかになりました。

2:

さらに、実験参加者の学生たちには、各区の栽培方法の好みを聞いてみました。
すると、1本区を選んだ学生は3人、2本区を選んだ学生は4人、3本区を選んだ学生は3人と、意見がバラバラでした。

この結果からも、大根の栽培には個々の好みや目的によって適した密度が存在することが分かりました。
また、大根の栽培は5月に行われましたが、厳しい気候のため、秋栽培であれば2本や3本でも大きくなったかもしれません。
大根は9月に種をまき、11月に収穫するのが最も良いとされています。

3:

大根の間引きの結果、収穫量には大きな差がなかったことがわかりましたが、料理の味わいには違いが生じるようです。
大根おろしの場合、3本区の大根は震えるほど辛かったとのことです。
また、千切りにした場合でも、2本区や3本区の大根には苦味やえぐみが感じられました。

しかし、おでんに使用する場合には、収穫量の違いはあまり感じられませんでした。
料理の味わいの違いも、間引きの有無によって発生することが示唆されました。

感想:

この番組では、大根の栽培密度と収穫量、そして料理の味わいに関する検証を通じて、大根の栽培について新たな発見がありました。

間引きをしても収穫量に大差がなかったことから、栽培者は自身の好みや目的に応じて栽培密度を選ぶことができるでしょう。
また、大根の味わいの違いも楽しめることが示されました。
これからの栽培において、どの密度で栽培するか悩んだ時には、この検証結果を参考にしてみると良いかもしれません。

大根を栽培する楽しさや奥深さを感じることができる番組でした。

#大根栽培 #収穫量の違い #料理の味わい