趣味の園芸 やさいの時間しづか＆太陽のベジ・ガーデン ミズナ 秋に大きく！
令和５年10月16日放送 NHK総合大家志津香 杉浦太陽 藤田智
みんなで実験ベジ・レポ：明治大学の野菜園芸学研究室がやわらかくておいしいミズナを作る検証した結果をご紹介します。
水やりと肥料を比較した実験結果によると、水やりしなかった区画では肥料の量による差はほとんどなかったようです。
しかし、水やりをした区画では肥料が多いほど硬く育つ傾向が見られました。
学生たちが一番おいしいと感じたのは、水やりをしなかった区画でした。
その中でも、半数の人が肥料を適正にやった区画を選んだそうです。
それに対して、水やりをして肥料を2倍にした区画や、適正な肥料をやった区画は誰も選ばなかったようです。
更に興味深いことに、えぐみの原因となる硝酸が最も多かったのは、水やりをして肥料の多い区画でした。
しかし、一方でおいしいと感じた人が最も多かった区画も、硝酸の量が多かったそうです。
この実験から分かったのは、肥料を与えなくても水やりさえすれば、ミズナは正常に生育するということです。
おいしいミズナを栽培するためのポイントは、肥料を適正に与えすぎないことなのかもしれません。
この研究結果は、家庭菜園や野菜への関心が高まっている人にとって、非常に参考になる情報ではないでしょうか。
肥料の量や水やりの頻度を適切に調整することで、自宅で栽培する野菜の品質を改善することができるかもしれません。
さらに、この研究結果から私たちが学ぶことは、時には直感に従うことも重要だということです。
学生たちは水やりをしなかった区画を選ぶなど、自分たちの感覚を信じた結果、おいしいと感じることができたようです。
そして最後に、野菜園芸学研究室の学生たちが実験を通じて学び、私たちにその成果を伝えてくれたことに感謝しましょう。
彼らの努力と熱意がこの素晴らしい結果を生み出しました。
これからも彼らの研究がますますの進展を遂げることを期待しています。
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