趣味の園芸 やさいの時間放送15周年企画 選プレミアム タマネギ
令和5年11月20日放送 NHK総合-
タマネギを大きく育てるためのポイント
畑でタマネギを大きく育てるためには、いくつかのポイントがあります。まずは、苗の選び方です。
葉鞘部の太さが大事なポイントであり、7~8ミリの苗を選ぶことがオススメです。
このような苗は生育力が高く、大きなタマネギを期待できるのです。
また、タマネギのように栽培期間が長くゆっくり育つ野菜には有機肥料の利用がオススメです。
米ぬかや魚かすなどの有機肥料を利用することで、栄養を効果的に供給することができます。
畝作りとマルチの効果
畝作りもタマネギ栽培の成功には重要です。畝の高さは10センチを目安にしましょう。
畝を作ることによって排水性が良くなり、根の発育を促す効果があります。
また、畝の表面をパイプなどで平らにし、黒マルチをかけることも大切です。
黒マルチは地温上昇、乾燥防止、雑草防止の効果があります。
地温が上昇することでタマネギの生育が促進され、乾燥を防ぐことで根の発育が安定します。
さらに、雑草の生育を抑えることでタマネギの栄養を奪われる心配もありません。
タマネギの植えつけの深さの検証結果
東京農業大学の園芸学研究室が行ったタマネギの植えつけの深さによる生育の差の検証結果があります。実験では、植えつけの深さが1センチ、3センチ、5センチの場合を比較しました。
その結果、深さ1センチでは平均して400グラム、深さ3センチでは平均して430グラム、深さ5センチでは平均して350グラムとなりました。
また、植えつけの深さが1センチだと風で飛んでしまったタマネギもあったこともわかりました。
結果から言えることは、適切な植えつけの深さが生育に大きく影響するということです。
藤田先生のオススメの深さは2センチとのことです。
感想
タマネギの育て方について学びましたが、実際に試してみたいという気持ちが湧いてきました。畑での作業は手間がかかりますが、自分で育てた野菜は格別な味わいがあると思います。
また、深さや畝作りのテクニックなど、細かいポイントを押さえることでより良い結果を得られることもわかりました。
自分の畑でタマネギを大きく育てる挑戦をしてみたいと思います。
この記事を読んだ人も、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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