趣味の園芸 やさいの時間亜美・太陽のベジ・ガーデン「サツマイモ」
2021年6月10日放送 NHK総合杉浦太陽 菊地亜美 藤田智
スイカ栽培の魅力に迫る番組をご覧になりましたか？スイカといえば、夏の風物詩として知られていますね。
今回は、スイカの成長に関わる興味深い情報をお届けします。
スイカの栽培は、じつは本葉の数を見て行われるのです。
藤田さんも、生育状態を確認するために本葉の数をチェックしていたんですよ。
本葉とは、種から発芽して成長した後に出てくる葉っぱで、光合成を行いながら栄養を作り出す大切な役割を果たします。
興味深いことに、スイカの本葉の数が6～7枚のときには、摘心（てきしん）と呼ばれる作業がちょうどいいタイミングだと言われています。
これは、一番上に伸びている茎を切り取ることで成長を止め、わき芽の発生を促すための作業です。
スイカの実は、実はこのわき芽から育つのですが、その始まりはふくらみのある雌花が開花する時です。
わき芽を育てるためには、茎の成長を抑える必要があります。
本葉の数がちょうどいいタイミングで摘心を行うことで、わき芽の成長が始まります。
そして、そのわき芽から立派なスイカの実が育つのです。
このスイカの栽培の裏側を知ってみると、ますますスイカに対する興味が高まりますよね。
夏の暑い日にぴったりのスイカを栽培してみてはいかがでしょうか？新鮮なスイカの実を収穫する喜びは格別ですよ。
さて、スイカの成長とわき芽の育成についてご紹介しましたが、いかがでしたか？スイカの成長は本葉の数を見ながら進めることがポイントです。
摘心作業によってわき芽が出てくると、新たなスイカの実の可能性が広がります。
スイカの栽培は、手間や努力が必要ですが、その甘くてジューシーな味わいは絶品です。
自分で栽培したスイカの実を味わう幸せは格別ですし、家族や友人と一緒に収穫したスイカを分け合う楽しみもありますね。
ぜひ、これからの季節にスイカ栽培に取り組んでみてください。
手間暇かけたスイカの実を収穫する喜びと、その美味しさにきっと感動するはずです。
夏のスイカは、心地よい涼しさとともに楽しむ特別な存在です。
自分の手で育てたスイカを食べることで、夏の思い出も一段と豊かになるのではないでしょうか？その味わいをぜひ楽しんでください！
